愛と孤独
人生は、「生きてて良かった」と思う瞬間ばかりではないけれど、悪いことばかりなわけでもない。
それに、その良いとか悪いという判断さえも、自分の狭い世界だけのものだから、何をもってそう決めつけているのか?疑う作業が必要だと感じる今日この頃。
何度人に騙されても、性善説を信奉する自分がいる。
それは絶対的なもの、まるで性別みたいに決まってるものという感覚で当たり前の意識。
だから甘いのだ、世間知らずなのだと嘲笑う自分もいる。
きっと目に見える世界は、自分で創造している。
何かに、偏ればきっと逆のものを見せられるのかもしれない。
それは全てではない、こっちもあるよ、と。
世界はたったひとつの答えを持ってるわけではなく、バランスの世界で持ちつ持たれつしている。
春夏秋冬も人種も宗教も文化も男女も。
理想を持った時点で、また逆に転じることもある。
何かだけをとても愛せば、逆のものも愛さなければならない状態になる。
いや、そのほうが楽なのだ。
愛と孤独。